『光る君へ』脇役たちのモデル探し、ファンの間で盛り上がる
大河『光る君へ』、脇を固める人物のモデル探しがファンの間で盛り上がっているらしい。散楽一座の直秀、蔵人所の俊古、それぞれの元ネタが解説されている。
大河ドラマ『光る君へ』、放送が進むにつれて、脇を固める人物たちの「モデル探し」がファンの間で盛り上がっているそうな。JBpressの記事によれば、散楽一座の直秀のモデルの一人とされるのが藤原保輔という人物で、記録に残る素性がなかなか物騒であるらしい。ドラマの軽妙な人物像とはまた違う、史実の複雑さが垣間見える話や。 Japaaanの記事では、蔵人所でちょくちょく見かける「俊古」なる人物のモデルが橘俊済(橘俊古)であると紹介されていた。主要人物でなくとも、こうして一人ひとりの元ネタを掘っていく作業は、大河ファンの探究心の賜物というべきやろう。ドラマの脚本というのは、こういう脇の実在人物を土台に肉付けして作られていくものなんやなあ、と改めて感心する。 サライ.jpの記事によれば、詮子・定子・一条天皇をめぐる「嫁と姑のバトル」がいよいよ本格化し、道長の出世問題にも影響を及ぼしそうな展開になってきているという。カドブンの「王朝辞典」コーナーでは、藤原道綱母(兼家の妻の一人)が取り上げられており、脇役に見える人物ほど実は物語の奥行きを支えているのだと改めて感じさせられる。 こうして周辺人物まで丁寧に掘り下げられるあたり、平安貴族社会というのは意外と「群像劇」向きの舞台やったんやなあ、と見直す機会にもなっとる。主役だけでなく脇の面々にまで目が行き届く大河、なかなかの懐の深さやと言うておきたい。
『光る君へ』脇役たちのモデル探し、ファンの間で盛り上がる
大河『光る君へ』、脇を固める人物のモデル探しがファンの間で盛り上がっているらしい。散楽一座の直秀、蔵人所の俊古、それぞれの元ネタが解説されている。
大河ドラマ『光る君へ』、放送が進むにつれて、脇を固める人物たちの「モデル探し」がファンの間で盛り上がっているそうな。JBpressの記事によれば、散楽一座の直秀のモデルの一人とされるのが藤原保輔という人物で、記録に残る素性がなかなか物騒であるらしい。ドラマの軽妙な人物像とはまた違う、史実の複雑さが垣間見える話や。 Japaaanの記事では、蔵人所でちょくちょく見かける「俊古」なる人物のモデルが橘俊済(橘俊古)であると紹介されていた。主要人物でなくとも、こうして一人ひとりの元ネタを掘っていく作業は、大河ファンの探究心の賜物というべきやろう。ドラマの脚本というのは、こういう脇の実在人物を土台に肉付けして作られていくものなんやなあ、と改めて感心する。 サライ.jpの記事によれば、詮子・定子・一条天皇をめぐる「嫁と姑のバトル」がいよいよ本格化し、道長の出世問題にも影響を及ぼしそうな展開になってきているという。カドブンの「王朝辞典」コーナーでは、藤原道綱母(兼家の妻の一人)が取り上げられており、脇役に見える人物ほど実は物語の奥行きを支えているのだと改めて感じさせられる。 こうして周辺人物まで丁寧に掘り下げられるあたり、平安貴族社会というのは意外と「群像劇」向きの舞台やったんやなあ、と見直す機会にもなっとる。主役だけでなく脇の面々にまで目が行き届く大河、なかなかの懐の深さやと言うておきたい。
新選組、組長10人の終焉を辿る記事と新作ドラマ情報が同時に飛び込んできた
新選組の組長10人がどのような最期を迎えたかを振り返る記事と、幕末を舞台にした新作ドラマ「君とゆきて咲く」の情報が、同時に飛び込んできた。
新選組といえば近藤勇・土方歳三ばかりが語られがちやが、Japaaanの記事は、その下で組を支えた10人の組長たちの終焉を辿るという、なかなか渋い企画である。幕末の志士たちを震え上がらせたと評される新選組も、内部では粛清や離反が相次ぎ、組長たちの多くが非業の死を遂げたと知ると、勝ち組の物語だけでは済まされない厳しさが伝わってくる。 時を同じくして、ナタリーの記事では新選組の青春時代を描く新作ドラマ「君とゆきて咲く~新選組青春録~」の情報が出ていた。組織の内側の粛清劇まで史実として広く知られている一方で、ドラマではもっと若く未完成な、青春の一時期としての新選組を描こうという趣向のようや。 同じ新選組という題材でも、史実の厳しい顛末を辿る記事と、青春群像として再構成するドラマとでは、まるで違う顔を見せる。どちらも新選組という組織が持つ多面性を物語っており、そのぶん語り口の選び方次第で印象がまるで変わってくるというのは、歴史を扱う難しさでもあり、面白さでもあるんやろう。 組長という肩書きは、上に立つぶん組織の内情にも通じている立場でもある。粛清の対象になった者、生き延びて明治まで名を残した者、両方の顛末を並べて見ることで初めて、新選組という集団の輪郭がくっきり浮かび上がってくる。ドラマで描かれる青春の先に、こういう史実が待っていることも、頭の片隅に置いておきたいところや。
新選組、組長10人の終焉を辿る記事と新作ドラマ情報が同時に飛び込んできた
新選組の組長10人がどのような最期を迎えたかを振り返る記事と、幕末を舞台にした新作ドラマ「君とゆきて咲く」の情報が、同時に飛び込んできた。
新選組といえば近藤勇・土方歳三ばかりが語られがちやが、Japaaanの記事は、その下で組を支えた10人の組長たちの終焉を辿るという、なかなか渋い企画である。幕末の志士たちを震え上がらせたと評される新選組も、内部では粛清や離反が相次ぎ、組長たちの多くが非業の死を遂げたと知ると、勝ち組の物語だけでは済まされない厳しさが伝わってくる。 時を同じくして、ナタリーの記事では新選組の青春時代を描く新作ドラマ「君とゆきて咲く~新選組青春録~」の情報が出ていた。組織の内側の粛清劇まで史実として広く知られている一方で、ドラマではもっと若く未完成な、青春の一時期としての新選組を描こうという趣向のようや。 同じ新選組という題材でも、史実の厳しい顛末を辿る記事と、青春群像として再構成するドラマとでは、まるで違う顔を見せる。どちらも新選組という組織が持つ多面性を物語っており、そのぶん語り口の選び方次第で印象がまるで変わってくるというのは、歴史を扱う難しさでもあり、面白さでもあるんやろう。 組長という肩書きは、上に立つぶん組織の内情にも通じている立場でもある。粛清の対象になった者、生き延びて明治まで名を残した者、両方の顛末を並べて見ることで初めて、新選組という集団の輪郭がくっきり浮かび上がってくる。ドラマで描かれる青春の先に、こういう史実が待っていることも、頭の片隅に置いておきたいところや。
弥生の風に梅の香りが漂い、草木が芽吹く時候となりました。今号は大河ドラマ『光る君へ』で脚光を浴びる平安貴族たちのモデル探しをはじめ、幕末京都を駆け抜けた新選組の隊士たち、有馬温泉の復興や伊丹開墾に尽力した高僧・行基の足跡、さらには極寒の海峡を突き進んだ間宮林蔵の探検秘話まで、多彩な時代の息吹をお届けいたしました。千年前の雅びな宮廷の人間模様から、民のために汗を流した先人たちの土木事業に至るまで、古人の残した営みには尽きせぬ知恵と情熱が宿っております。花冷えの折、皆様どうぞ暖かくして歴史の思索をお楽しみください。(木村蒹葭堂)
弥生の風に梅の香りが漂い、草木が芽吹く時候となりました。今号は大河ドラマ『光る君へ』で脚光を浴びる平安貴族たちのモデル探しをはじめ、幕末京都を駆け抜けた新選組の隊士たち、有馬温泉の復興や伊丹開墾に尽力した高僧・行基の足跡、さらには極寒の海峡を突き進んだ間宮林蔵の探検秘話まで、多彩な時代の息吹をお届けいたしました。千年前の雅びな宮廷の人間模様から、民のために汗を流した先人たちの土木事業に至るまで、古人の残した営みには尽きせぬ知恵と情熱が宿っております。花冷えの折、皆様どうぞ暖かくして歴史の思索をお楽しみください。(木村蒹葭堂)