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2024年5月号

バックナンバー
編集長: 木村蒹葭堂(大坂)

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【特集】大河ドラマ「光る君へ」関連 ・ 初出: 2024年5月

赤染衛門の“充実した人生”、改めて注目集める

大河『光る君へ』、凰稀かなめ演じる赤染衛門の“充実した人生”が改めて注目され、演じる本人の人柄まで話題になっているそうな。

大河ドラマ『光る君へ』、凰稀かなめが演じる赤染衛門が、放送も進むにつれてますます存在感を増しているらしい。婦人公論.jpの記事によれば、史実の赤染衛門は「歌の先生」として紫式部からも尊敬され、曾孫の顔を見るまで現役を続けたという、平安時代にはまれな“充実した人生”を送った人物やという。長寿と現役を両立した女房というのは、当時の価値観からすればなかなか異例のことやったんやろう。 双葉社「THE CHANGE」のインタビューでは、凰稀かなめ本人が主演の吉高由里子について「気遣いとか人間性が本当にステキ」と語っている。現場の雰囲気が良好なのは、画面越しにもそこはかとなく伝わってくるもんや。 シネマトゥデイの記事では、藤原宣孝がまひろに向ける視線に変化が生じ、いわゆる“フラグ”が立ったと評されていた。オトナンサーの男性俳優人気ランキングでも、宣孝役の佐々木蔵之介が2位に入るなど、脇の男性陣まで着々と支持を広げている様子や。美術展ナビの記事では、5月27日の「百人一首の日」にちなみ、紫式部・清少納言・藤原公任・赤染衛門ら登場人物の和歌がまとめて紹介されていた。 人気俳優ランキングから歌人としての生き様まで、切り口はいろいろやが、赤染衛門という一人の女房を通して平安貴族社会の奥行きがどんどん見えてくる。こういう地味な脇役にまで光を当ててくれるのは、大河ならではの丁寧さやと思う。

#光る君へ#赤染衛門#凰稀かなめ#大河ドラマ#百人一首
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【特集】新選組関連イベント2024年 ・ 初出: 2024年5月

池田屋事件・禁門の変160年、新選組と京の動乱を振り返る動き

池田屋事件・禁門の変からちょうど160年。新選組ゆかりの品を展示する動きや、当時の京の動乱を振り返る記事が、あちこちで見受けられる。

インターネットミュージアムの記事によれば、池田屋事件と禁門の変からちょうど160年の節目にあたるとのことで、新選組と京の動乱を振り返る企画が各地で組まれているという。池田屋事件は、尊攘派志士たちの謀議を新選組が急襲した一件、禁門の変はその後に起きた長州藩と幕府方との軍事衝突で、いずれも幕末京都の緊張が頂点に達した時期の出来事や。前月号のかわら版で触れた新選組の組長列伝とも、時期的にちょうど地続きになる話やった。 軽井沢の追分宿郷土館では、新選組局長ゆかりの脇差が展示されているという。近藤勇か芹沢鴨か、記事だけでは詳細は分からんが、幕末の京から遠く離れた信濃の宿場町にまでこうした遺品が伝わっているというのは、当時の人の動きの広さを物語っていて興味深い。中山道の宿場町という土地柄、街道を通じて京の動乱が思わぬ形で地方にも影響を及ぼしていたことがうかがえる。 池田屋事件も禁門の変も、教科書的には「幕末の一事件」として片付けられがちやが、実際に現地を歩いたり、当時の遺品を目にしたりすると、そこにあった緊張感の生々しさが少し伝わってくる。160年前の出来事とはいえ、こうして節目節目に振り返る機会があるのは、歴史好きとしてはありがたい話や。いずれ池田屋のあった場所にも、追分宿にも、足を運んでみたいものやと思うている。

#新選組#池田屋事件#禁門の変#幕末#京都
かわら版
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歴史かわら版 ・ 2024年05月

戊辰戦争後に「見せしめ」で破壊された…新政府軍の1カ月にわたる猛攻に耐えた会津若松城をめぐる悲劇

新政府軍の猛攻に一ヶ月耐えた会津若松城が、戊辰戦争後に「見せしめ」として取り壊されたという顛末を振り返る記事。耐え抜いた末の破却というのは、なんとも切ない話や。

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歴史かわら版 ・ 2024年05月

「名声を欲せず 生涯 清貧」儒学者・熊沢蕃山を知って!小中学校に「蕃山かるた」寄贈【岡山】

岡山の儒学者・熊沢蕃山の生涯を伝えるため、地元小中学校に「蕃山かるた」が寄贈されたとのこと。「名声を欲せず生涯清貧」という評、今の世にこそ聞かせたい言葉かもしれん。

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歴史かわら版 ・ 2024年05月

熊本の貝塚で縄文時代の人骨「保存状態が完璧」 九州最大級の可能性

熊本の黒橋貝塚から、膝を曲げた状態の縄文後期の人骨が出土したとのこと。保存状態が完璧で九州最大級の可能性というから、縄文人のルーツ探る貴重な資料になりそうや。

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歴史かわら版 ・ 2024年05月

三浦一族偲ぶ「道寸祭り」 ”お家芸”油壺で披露

三浦一族を偲ぶ「道寸祭り」が油壺で開催され、お家芸が披露されたとのこと。鎌倉御家人・三浦氏の記憶を、今も地元の祭りが受け継いでいるという話。

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歴史かわら版 ・ 2024年05月

ニュージーランド出身のザビエルさん着任 名張市初の国際交流員

三重県名張市に、ニュージーランド出身の国際交流員「ザビエルさん」が着任したとのこと。かの宣教師フランシスコ・ザビエルとは無縁やろうが、名前の縁で妙に親しみを覚えてしまう。

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歴史かわら版 ・ 2024年05月

衣服の流行や趣味反映【ヨハネ・パウロ2世美術館展】④襞襟を着けた女性の肖像

ヨハネ・パウロ2世美術館展の連載紹介④、襞襟を着けた女性の肖像画を取り上げる回とのこと。衣服の流行り廃りから当時の趣味嗜好まで読み取れるというのが、肖像画の面白さや。

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初夏の若葉が陽光に輝き、爽やかな薫風が吹き抜ける皐月の候となりました。今号は平安の宮廷で良妻賢母にして堂々たる歌人として生きた赤染衛門の生涯をはじめ、池田屋事件から百六十年を迎えた新選組の記憶、熊本で出土した縄文時代の人骨が語る太古の営み、さらには西洋美術の襞襟肖像画まで、時空を超えた歴史の息吹をお届けいたしました。千年前の女流文学者の誇り高い筆遣いから、数千年前の土中に眠っていた祖先の骨格に至るまで、人間が生きてきた証しはいつの世も尊く、知的好奇心を揺さぶるものに満ちております。初夏の陽気に誘われ、皆様も心弾む歴史散策のひとときをお楽しみください。(木村蒹葭堂)