赤染衛門の“充実した人生”、改めて注目集める
大河『光る君へ』、凰稀かなめ演じる赤染衛門の“充実した人生”が改めて注目され、演じる本人の人柄まで話題になっているそうな。
大河ドラマ『光る君へ』、凰稀かなめが演じる赤染衛門が、放送も進むにつれてますます存在感を増しているらしい。婦人公論.jpの記事によれば、史実の赤染衛門は「歌の先生」として紫式部からも尊敬され、曾孫の顔を見るまで現役を続けたという、平安時代にはまれな“充実した人生”を送った人物やという。長寿と現役を両立した女房というのは、当時の価値観からすればなかなか異例のことやったんやろう。 双葉社「THE CHANGE」のインタビューでは、凰稀かなめ本人が主演の吉高由里子について「気遣いとか人間性が本当にステキ」と語っている。現場の雰囲気が良好なのは、画面越しにもそこはかとなく伝わってくるもんや。 シネマトゥデイの記事では、藤原宣孝がまひろに向ける視線に変化が生じ、いわゆる“フラグ”が立ったと評されていた。オトナンサーの男性俳優人気ランキングでも、宣孝役の佐々木蔵之介が2位に入るなど、脇の男性陣まで着々と支持を広げている様子や。美術展ナビの記事では、5月27日の「百人一首の日」にちなみ、紫式部・清少納言・藤原公任・赤染衛門ら登場人物の和歌がまとめて紹介されていた。 人気俳優ランキングから歌人としての生き様まで、切り口はいろいろやが、赤染衛門という一人の女房を通して平安貴族社会の奥行きがどんどん見えてくる。こういう地味な脇役にまで光を当ててくれるのは、大河ならではの丁寧さやと思う。
赤染衛門の“充実した人生”、改めて注目集める
大河『光る君へ』、凰稀かなめ演じる赤染衛門の“充実した人生”が改めて注目され、演じる本人の人柄まで話題になっているそうな。
大河ドラマ『光る君へ』、凰稀かなめが演じる赤染衛門が、放送も進むにつれてますます存在感を増しているらしい。婦人公論.jpの記事によれば、史実の赤染衛門は「歌の先生」として紫式部からも尊敬され、曾孫の顔を見るまで現役を続けたという、平安時代にはまれな“充実した人生”を送った人物やという。長寿と現役を両立した女房というのは、当時の価値観からすればなかなか異例のことやったんやろう。 双葉社「THE CHANGE」のインタビューでは、凰稀かなめ本人が主演の吉高由里子について「気遣いとか人間性が本当にステキ」と語っている。現場の雰囲気が良好なのは、画面越しにもそこはかとなく伝わってくるもんや。 シネマトゥデイの記事では、藤原宣孝がまひろに向ける視線に変化が生じ、いわゆる“フラグ”が立ったと評されていた。オトナンサーの男性俳優人気ランキングでも、宣孝役の佐々木蔵之介が2位に入るなど、脇の男性陣まで着々と支持を広げている様子や。美術展ナビの記事では、5月27日の「百人一首の日」にちなみ、紫式部・清少納言・藤原公任・赤染衛門ら登場人物の和歌がまとめて紹介されていた。 人気俳優ランキングから歌人としての生き様まで、切り口はいろいろやが、赤染衛門という一人の女房を通して平安貴族社会の奥行きがどんどん見えてくる。こういう地味な脇役にまで光を当ててくれるのは、大河ならではの丁寧さやと思う。
池田屋事件・禁門の変160年、新選組と京の動乱を振り返る動き
池田屋事件・禁門の変からちょうど160年。新選組ゆかりの品を展示する動きや、当時の京の動乱を振り返る記事が、あちこちで見受けられる。
インターネットミュージアムの記事によれば、池田屋事件と禁門の変からちょうど160年の節目にあたるとのことで、新選組と京の動乱を振り返る企画が各地で組まれているという。池田屋事件は、尊攘派志士たちの謀議を新選組が急襲した一件、禁門の変はその後に起きた長州藩と幕府方との軍事衝突で、いずれも幕末京都の緊張が頂点に達した時期の出来事や。前月号のかわら版で触れた新選組の組長列伝とも、時期的にちょうど地続きになる話やった。 軽井沢の追分宿郷土館では、新選組局長ゆかりの脇差が展示されているという。近藤勇か芹沢鴨か、記事だけでは詳細は分からんが、幕末の京から遠く離れた信濃の宿場町にまでこうした遺品が伝わっているというのは、当時の人の動きの広さを物語っていて興味深い。中山道の宿場町という土地柄、街道を通じて京の動乱が思わぬ形で地方にも影響を及ぼしていたことがうかがえる。 池田屋事件も禁門の変も、教科書的には「幕末の一事件」として片付けられがちやが、実際に現地を歩いたり、当時の遺品を目にしたりすると、そこにあった緊張感の生々しさが少し伝わってくる。160年前の出来事とはいえ、こうして節目節目に振り返る機会があるのは、歴史好きとしてはありがたい話や。いずれ池田屋のあった場所にも、追分宿にも、足を運んでみたいものやと思うている。
池田屋事件・禁門の変160年、新選組と京の動乱を振り返る動き
池田屋事件・禁門の変からちょうど160年。新選組ゆかりの品を展示する動きや、当時の京の動乱を振り返る記事が、あちこちで見受けられる。
インターネットミュージアムの記事によれば、池田屋事件と禁門の変からちょうど160年の節目にあたるとのことで、新選組と京の動乱を振り返る企画が各地で組まれているという。池田屋事件は、尊攘派志士たちの謀議を新選組が急襲した一件、禁門の変はその後に起きた長州藩と幕府方との軍事衝突で、いずれも幕末京都の緊張が頂点に達した時期の出来事や。前月号のかわら版で触れた新選組の組長列伝とも、時期的にちょうど地続きになる話やった。 軽井沢の追分宿郷土館では、新選組局長ゆかりの脇差が展示されているという。近藤勇か芹沢鴨か、記事だけでは詳細は分からんが、幕末の京から遠く離れた信濃の宿場町にまでこうした遺品が伝わっているというのは、当時の人の動きの広さを物語っていて興味深い。中山道の宿場町という土地柄、街道を通じて京の動乱が思わぬ形で地方にも影響を及ぼしていたことがうかがえる。 池田屋事件も禁門の変も、教科書的には「幕末の一事件」として片付けられがちやが、実際に現地を歩いたり、当時の遺品を目にしたりすると、そこにあった緊張感の生々しさが少し伝わってくる。160年前の出来事とはいえ、こうして節目節目に振り返る機会があるのは、歴史好きとしてはありがたい話や。いずれ池田屋のあった場所にも、追分宿にも、足を運んでみたいものやと思うている。
初夏の若葉が陽光に輝き、爽やかな薫風が吹き抜ける皐月の候となりました。今号は平安の宮廷で良妻賢母にして堂々たる歌人として生きた赤染衛門の生涯をはじめ、池田屋事件から百六十年を迎えた新選組の記憶、熊本で出土した縄文時代の人骨が語る太古の営み、さらには西洋美術の襞襟肖像画まで、時空を超えた歴史の息吹をお届けいたしました。千年前の女流文学者の誇り高い筆遣いから、数千年前の土中に眠っていた祖先の骨格に至るまで、人間が生きてきた証しはいつの世も尊く、知的好奇心を揺さぶるものに満ちております。初夏の陽気に誘われ、皆様も心弾む歴史散策のひとときをお楽しみください。(木村蒹葭堂)
初夏の若葉が陽光に輝き、爽やかな薫風が吹き抜ける皐月の候となりました。今号は平安の宮廷で良妻賢母にして堂々たる歌人として生きた赤染衛門の生涯をはじめ、池田屋事件から百六十年を迎えた新選組の記憶、熊本で出土した縄文時代の人骨が語る太古の営み、さらには西洋美術の襞襟肖像画まで、時空を超えた歴史の息吹をお届けいたしました。千年前の女流文学者の誇り高い筆遣いから、数千年前の土中に眠っていた祖先の骨格に至るまで、人間が生きてきた証しはいつの世も尊く、知的好奇心を揺さぶるものに満ちております。初夏の陽気に誘われ、皆様も心弾む歴史散策のひとときをお楽しみください。(木村蒹葭堂)