藤原宣孝と紫式部、結婚から死別まで一気に描かれ大いに話題
大河『光る君へ』、藤原宣孝と紫式部の結婚から死別までが一気に描かれ、宣孝のキャラクターぶりがネットで大いに話題になっている。
大河ドラマ『光る君へ』、藤原宣孝と紫式部をめぐる話題が今月は一気に濃くなった。JBpressの記事によれば、宣孝は紫式部が越前へ下向する前から筆マメに和歌を送り続け、猛アプローチの末に結婚を決めさせたという。婦人公論.jpの記事では、紫式部が当時としては「極めて遅い」26歳前後での結婚となった事情や、20歳差の結婚に秘めたそれぞれの思惑を、日本史学者が解き明かしている。 結婚してからの宣孝のキャラクターも大いに話題になった。イザ!の記事では、まひろの帰京祝いに差し入れた酒を「中身は聚楽第では」とファンが読み解く場面があり、スポニチの記事では「多淫」というパワーワードが飛び出し、地雷を踏み続ける宣孝に「ブチギレ案件」とネットが沸いたという。JBpressの別記事では、新婚早々に紫式部を激怒させた顛末も紹介されており、なかなか一筋縄ではいかない夫婦仲だったようや。 そして訪れる死別。Japaaanの記事によれば、藤原行成の日記『権記』を根拠に、宣孝の死因が紹介されている。dot.asahiの記事では、藤原道長のパワハラともとれる追い込みでストレスから病に伏せったとの見立ても示されており、平安貴族社会の人間関係の重さがにじむ話や。 猛アプローチから地雷発言、そして死別まで、わずか一月の報道でこれだけの起伏があるとは、まひろと宣孝の夫婦生活、視聴者にとっても忘れがたいものになったやろう。愛憎入り混じった夫婦の記録が、千年後にこうして話題を呼ぶというのも、なかなか感慨深い話である。
藤原宣孝と紫式部、結婚から死別まで一気に描かれ大いに話題
大河『光る君へ』、藤原宣孝と紫式部の結婚から死別までが一気に描かれ、宣孝のキャラクターぶりがネットで大いに話題になっている。
大河ドラマ『光る君へ』、藤原宣孝と紫式部をめぐる話題が今月は一気に濃くなった。JBpressの記事によれば、宣孝は紫式部が越前へ下向する前から筆マメに和歌を送り続け、猛アプローチの末に結婚を決めさせたという。婦人公論.jpの記事では、紫式部が当時としては「極めて遅い」26歳前後での結婚となった事情や、20歳差の結婚に秘めたそれぞれの思惑を、日本史学者が解き明かしている。 結婚してからの宣孝のキャラクターも大いに話題になった。イザ!の記事では、まひろの帰京祝いに差し入れた酒を「中身は聚楽第では」とファンが読み解く場面があり、スポニチの記事では「多淫」というパワーワードが飛び出し、地雷を踏み続ける宣孝に「ブチギレ案件」とネットが沸いたという。JBpressの別記事では、新婚早々に紫式部を激怒させた顛末も紹介されており、なかなか一筋縄ではいかない夫婦仲だったようや。 そして訪れる死別。Japaaanの記事によれば、藤原行成の日記『権記』を根拠に、宣孝の死因が紹介されている。dot.asahiの記事では、藤原道長のパワハラともとれる追い込みでストレスから病に伏せったとの見立ても示されており、平安貴族社会の人間関係の重さがにじむ話や。 猛アプローチから地雷発言、そして死別まで、わずか一月の報道でこれだけの起伏があるとは、まひろと宣孝の夫婦生活、視聴者にとっても忘れがたいものになったやろう。愛憎入り混じった夫婦の記録が、千年後にこうして話題を呼ぶというのも、なかなか感慨深い話である。
詩人・小森香子の足跡を辿る連載、うたごえ運動の継承が話題に
反核・平和を歌い継ぐ「うたごえ運動」、詩人・小森香子の足跡を辿る連載記事が続けて掲載され、次世代への継承が改めて話題になっている。
中国新聞ヒロシマ平和メディアセンターの記事は、ジュニアライターが取材した「歌い継がれる平和の歌」というテーマを扱っていた。若い世代の記者が自ら足を運んで平和の歌の系譜を追うというのは、うたごえ運動そのものが世代を超えて受け継がれていることの証やろう。 同メディアセンターの連載「この人の“反核”」第6回では、詩人・小森香子(1930〜2023年)が取り上げられている。「青い空」という歌の詞を手がけたことで知られる人物やが、その非戦の願いが国境を超えて次世代へつながっていく様子が、中国新聞デジタル・ヒロシマ平和メディアセンター両方の記事にわたって丁寧に描かれていた。詞そのものは平易な言葉で綴られとるだけに、時代が変わっても意味が古びんのやろう。 小森香子本人はすでに世を去っているが、その詞が今も歌われ続け、こうして特集記事として繰り返し取り上げられるというのは、詞というものの生命力を物語っている。以前かわら版でも触れた「いぬふぐり」のような反戦歌の系譜と合わせて考えると、うたごえ運動というのは、単なる懐古趣味ではなく、こうした地道な継承の積み重ねによって今日まで存続してきたんやなあ、と改めて感じ入る次第である。
詩人・小森香子の足跡を辿る連載、うたごえ運動の継承が話題に
反核・平和を歌い継ぐ「うたごえ運動」、詩人・小森香子の足跡を辿る連載記事が続けて掲載され、次世代への継承が改めて話題になっている。
中国新聞ヒロシマ平和メディアセンターの記事は、ジュニアライターが取材した「歌い継がれる平和の歌」というテーマを扱っていた。若い世代の記者が自ら足を運んで平和の歌の系譜を追うというのは、うたごえ運動そのものが世代を超えて受け継がれていることの証やろう。 同メディアセンターの連載「この人の“反核”」第6回では、詩人・小森香子(1930〜2023年)が取り上げられている。「青い空」という歌の詞を手がけたことで知られる人物やが、その非戦の願いが国境を超えて次世代へつながっていく様子が、中国新聞デジタル・ヒロシマ平和メディアセンター両方の記事にわたって丁寧に描かれていた。詞そのものは平易な言葉で綴られとるだけに、時代が変わっても意味が古びんのやろう。 小森香子本人はすでに世を去っているが、その詞が今も歌われ続け、こうして特集記事として繰り返し取り上げられるというのは、詞というものの生命力を物語っている。以前かわら版でも触れた「いぬふぐり」のような反戦歌の系譜と合わせて考えると、うたごえ運動というのは、単なる懐古趣味ではなく、こうした地道な継承の積み重ねによって今日まで存続してきたんやなあ、と改めて感じ入る次第である。
水無月の長雨がしとしとと緑を濡らす時候となりました。今号は大河ドラマ『光る君へ』で話題を呼んだ藤原宣孝の奔放かつ人間味豊かな生き様をはじめ、戦後昭和の平和への祈りを歌に乗せた「うたごえ運動」の歩み、会津藩主代々の静寂を守る院内御廟の散策会、さらには刀剣や舞台の熱気に至るまで、多彩な歴史の光と影をお届けいたしました。千年前の平安貴族が交わした艶やかな歌のやり取りから、過酷な時代を声合わせて歌い抜いた民衆の力強さまで、人間の心の振れ幅にはいつの世も尽きせぬ味わいがございます。雨の折、濡れ縁でお茶をすすりながら、古人の残した熱い息遣いに思いを馳せていただければ幸いです。(木村蒹葭堂)
水無月の長雨がしとしとと緑を濡らす時候となりました。今号は大河ドラマ『光る君へ』で話題を呼んだ藤原宣孝の奔放かつ人間味豊かな生き様をはじめ、戦後昭和の平和への祈りを歌に乗せた「うたごえ運動」の歩み、会津藩主代々の静寂を守る院内御廟の散策会、さらには刀剣や舞台の熱気に至るまで、多彩な歴史の光と影をお届けいたしました。千年前の平安貴族が交わした艶やかな歌のやり取りから、過酷な時代を声合わせて歌い抜いた民衆の力強さまで、人間の心の振れ幅にはいつの世も尽きせぬ味わいがございます。雨の折、濡れ縁でお茶をすすりながら、古人の残した熱い息遣いに思いを馳せていただければ幸いです。(木村蒹葭堂)